2019/06/17

【保存版】留学前に勉強以外に準備した方がいい大事なこと8つ!フィリピン・マルタ・ワーホリも共通

 

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31歳で会社を辞めて英語ゼロからセブ留学に挑戦。そしてマルタやイギリスなどの欧米にもチャレンジして人生が変わりました。英語だけではなくて、生き方が変わることが素晴らしいと感動し、この経験が誰かの力になれたらと思い、情報発信や留学サポートを行っています。
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こんにちは!HIROKOです。今日はご質問をよくいただく留学前にやっておいた方がいいことをお話させていただきます。

留学の達人Hiroko

お話する人

HIROKO(“女性目線”のセブ&マルタ留学情報局 編集長・留学の達人)
31歳で会社を辞めて英語ゼロから挑戦したセブ留学で生き方や働き方、人生のすべてが変った感動をもとに、留学サポートを始めて7年目。

何事も自ら体験することにこだわり、セブ1年半在住のほか、年間100日以上海外を飛び回りながら、旬な情報を仕入れて、留学生の力になれることを喜びにしています!留学体験談:セブ留学でわたしの人生が変わった!
 

何から準備したらいいかわからない人のために・・・

留学に行くことを決めたものの、何から準備していいのかわからない!そんなご質問が多く寄せられています。

英語の勉強や持ち物、航空券や海外旅行保険の準備はみなさんされることと思いますが、それ以外にも大事なことがあるんです。

ざっと書き出すとこんな感じ。

留学前に準備しておく大事なこと

  1. カード類の作成(予備も!)
       >海外でのATMの使い方
  2. 歯医者へ行く
  3. 教養を身につける(とくに欧米へ行く方は・・・!)
  4. 海外転出届を出す
  5. 留学の目標を決める
  6. SIMフリースマホの準備
  7. LINE outやスカイプのクレジットを買っておく
  8. ビザ準備(残高証明、戸籍謄本など)

え、意外とたくさんある・・・
のですが、留学の期間や留学先に合わせて行うのがよいと思います。順番に説明します!

①カード類の作成(予備も!)

普段クレジットカードを使わない人ほど注意してください!

海外では日本の通常の銀行のキャッシュカードでは日本と同じようにおろすことはできないんです。

そんなときには、クレジットカードのキャッシング機能を使って現金を引き出すことができるんです。(※カード会社や契約内容によるので要事前確認)

カードの裏側のマークをチェック

デビットカード・国際キャッシュカード・クレジットカードはPLUSやCirrusマークのあるATMで利用できます。お持ちのキャッシュカードの裏面にマークがあることを確認してください。

海外でのATMの使い方

海外のATMマシーンは見た目は日本と似ています。モールの片隅などにあります。今回はフィリピンでのATMの使い方例を説明しますが、他の国もおおよそ同じ流れになりますので参考にされてみてください!

> 使い方の流れ

①カードをATMへ入れ表示言語を選択します

Please select language
「表示言語を選択してください」

  • Englishを選択 

タッチスクリーン場合はスクリーンを押して選択、タッチスクリーンでない場合は画面の横にあるボタンを押します。

②取引内容を選択します

Please select a transaction
「取引内容を選択して下さい」

  • Withdraw cash「引き出し」を選択

③取引口座を選択します

Please select from account
「取引口座を選択して下さい」

  • デビット機能付キャッシュカードや国際キャッシュカードは、Savings「普通預金口座」を選択します。
  • クレジットカードの場合は、Credit 「借入」を選択します。
  • 選択し、確認後にYesを選択します。

④カードの暗証番号を入力します

Please enter your personal Identification Number(PIN) and Press ENTER key
「カードの暗証番号を入力しENTERボタンを押してください」

  • 日本で使っているのと同じ暗証番号を入力します。

⑤引き出し金額を入力します

Enter amount then press ENTER or CLEAR
「引き出し金額を入力して正しければENTERボタンを、訂正する場合はCLEARボタンを押してください」

  • ATMでの1回の引き出しには限度金額があります!おおよそ10,000ペソ(約25,000円)です。必要であれば1日何回も引き出しすることが可能です。
  • フィリピンのATMは小数点第2位まで入力するので、引出し金額と入力金額の桁数を間違わないようにお気ください。

⑥ATM手数料を確認します

For all cards issued abroad. This ATM will charge an access fee PHP 200.00 in addition to any fees that may be charged by your bank.
「フィリピン国外発行のカードを利用の場合、銀行の手数料とは別にアクセス料が200ペソかかります」

  • 確認し、OKならYESを選択します。

⑦現金・レシート・カードを受け取ります

ATMを離れる前に必ずレシートと引出し金額を確認しましょう。カードの取り忘れにはお気をつけください。

 

クレジット=信用

また、マルタなどの欧米ではクレジットカードでの支払いは日常的です。ホテルのチェックインの際に本人確認として、クレジットカードを登録することも。クレジット=信用なので、お金を払うツールだけでなく、IDに近いような役割だったりもします。

いわば、ライフラインなんです!

磁気不良って知ってる?

すでにカードを持っている方、1枚あるので大丈夫、という方もいらっしゃいますが、カードって磁気の調子が悪くなって使えなくなることがあるのは知っていますか?

その場合、再発行をしても日本の自宅でしか受け取れませんので、紛失や故障をしたらカードがなしになってしまうんです。ライフラインなのに・・・

そのため、メインで使用しているカードの他に、会費無料のカードなどを活用して予備で2〜3枚もっているのがおすすめです。

おすすめのクレジットカード

私は何かと便利な楽天カードの年会費無料のクレジットカード を最初は持っていましたが、頻繁に海外へ行くようになったため、自動付帯の海外旅行保険や空港でのラウンジ利用も無料で使用できる 楽天プレミアムカード へ変更しました。

プレミアムカードは年会費有料(10,000円税抜)ですが、充分元が取れていますので、おすすめです!

  • 楽天プレミアムの年会費(3,900円)が1年間無料
  • 世界の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」の年会費(約43,000円)が無料!(空港ご飯はもっぱらラウンジです)
  • 海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険が最高5,000万円まで補償 →去年セブで入院した際もお世話になリました!(最近海外旅行保険って高いので、カード付帯は助かります)

詳しくは楽天カードのサイトをご覧ください。今ならポイントももらえるようです!

ブランドはVISAかMasterが強い

カードのブランドはVISAかMasterだと取扱国が広いのでおすすめです。残念ながら日本のJCBは取扱いNGのお店が多い印象があります。

カードは分散すること!

メインと予備のカードはいつも一緒に持ち歩かずに、万が一盗難などの対策のために分けておくようにしましょう。

 

②歯医者へ行く

歯医者?別に虫歯ないし・・・と思った人はいませんか?これはとくに長期留学の方は要注意なんです。

なぜかというと、海外旅行保険では歯科治療はカバーされないことが多いからです。実費=全額負担!費用はさることながら、技術もやや不安がよぎります。

そして歯医者って一度の治療では終わりませんよね。何回か通わないといけない・・・意外と時間がかかるものですよね。

そのため、海外へ行く前に歯医者さんで検診を受けられることをおすすめします!

欧米では歯並びを見られます

私は海外で出るようになって、歯並びを気にするようになりました。

とくに欧米の方は歯並び=身だしなみや信用という価値観があり、インターナショナルな仕事をし続けるためにも直したいなあと思い、再び歯医者へ通い始めています。

早いに越したことがなかったな〜と反省しているので、今すぐ海外に行かなくても、ゆくゆくインターナショナルに活躍したいと思っている方は、今からできることをやってみることをおすすめします!

 

③教養を身につける(歴史や文化など)

とくに欧米へ行く方は・・・!

英語の授業や友達同士の会話の中で日本についての聞かれたり、ディスカッションする機会が多いからです。

その時に気づくのは

「他の国の人は自分の国のことを当たり前に勉強している」

「日本について全然知らなかったんだ・・・」

「日本を知らない人もいるんだ・・・」

ということ。


「world map」でググると、日本は端っこにある地図ばかりです

とくに、マルタなどの欧米圏に留学する方・・・日本は「東のさいはての国でよく知らない」と思われていることもありますので、日本&自分を知ってもらうためにも、学んでおかれることをおすすめします!

活字が苦手な方は、まずはマンガから始めてもいいかもしれません^^

 

④海外転出届を出す

住民票を抜く?

海外転出届を提出することは住民票を抜くともいわれています。

提出することで、日本にいない期間は住民税を払わなくてよかったり、国民年金の支払いは海外滞在中は空の期間にできたり、国民健康保険の支払い義務がなくなったりします。

そのため、日本にいない期間月に数万円の出費を抑えることができます。(メリット・デメリットは個人の事情によって変わってくると思います)

海外転出届の提出方法

方法は、現在住んでいる市区町村役場に海外転出届を提出すればOKです。写真は渋谷区の書類の例になります。

どのくらいの渡航期間ならOKなのか?などは、役場によって異なるようなので、お問い合わせされてみてください。

 

⑤留学の目標を決める

これはとっても大切なこと!
なぜなら留学中は留学生活が日常になってしまうので、本来の目標を忘れがちになってしまうからです。

本当は色々な想いをもって決断してますよね。

なんのために留学に行くことを決めたのか・・・その想いは目標達成のための励みになりますので、書き出しておくことをおすすめします。

インスタの記事で私のエピソードを取り上げていますので、よかったらご覧ください^^

 
 
 
 
 
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⑥SIMフリースマホの準備

現地でのネット接続の方法は、主に以下の3つになります。

1) 学校のWi-Fi

Wi-Fiが無料で使用できますが、学内は多くの生徒さんがいますので、ネットはかなり遅め。

2) 日本からレンタル

空港受取などでよくあるレンタル。割高ですが面倒な設定などがいらないので、短期留学の方はおすすめです。

3) SIMフリースマホを使う

SIMカードとは、電話番号を特定するための固有のID番号が記録された、携帯やスマートフォンが通信するために必要なICカードのことです。スマホの側面についてるボタンを押すと出てくる小さくて薄いチップみたいなものです。

通常は契約している電話会社に紐づけ(=SIMロック)されているので、他の電話会社のSIMカードを入れても使えないのですが、SIMロックを解除すると他の電話会社のSIMを入れて使うことができるんです。

現地の電話会社のSIMを買って入れれば、レンタルのWi-Fi類より費用も抑えられるので、長期留学&ワーホリの方はおすすめなんです!

ただし、電話会社によっては日本にいる間にSIM解除をしないと適用になりません。そのため、日本を出る前に準備をしておくことが大切なんです。

利用料金はプリペイド!

日本だとスマホを使うとなると電話会社と契約して…とややこしいのですが、海外ではSIMカードはスーパーやコンビニで買うことができます。利用料金はプリペイドで支払えるので、簡単!使いすぎも防ぐことができます。

プリペイドの料金は電話会社(GlobeかSMARTがおすすめ)のプロモーションによって異なります。写真の看板には7GBで599ペソ(=約600円)と書かれています。

空港やモールのカウンターで買うと設定もしてくれる!

プリペイドカードを買った後に、SIMカードに紐づけて電話会社へいくら分の費用を払うのか登録する必要があるのですが、窓口で買うとお店の人がやってくれます!写真は設定してくれているところです。

コンビニだとそこまで対応してもらえないので、空港やモールのカウンターで買うことをおすすめします!

SIMを入れ替えた場合の注意点

SIMカードには電話番号が紐付いていますので、入れ替えてしまうと日本の携帯電話の番号での着信はできなくなります。SNSなどのSIMに紐付かない海外滞在中の連絡先も周りの人へ伝えておきましょう。

日本のスマホの契約はどうする?

休止する方や解約する方もいらっしゃいます。ご契約の携帯会社によって異なるので、確認することをおすすめします。

 

⑦LINE outやSkypeクレジットを買っておく

LINEとかで繋がってない相手に電話しないといけないときどうするか・・・そう、ネットを使って電話がかけられるサービスがあるのです!

主なサービス

  • LINE out
  • Skypeクレジット

無料ではないものの、通常の国際電話料金よりも安く通話することができます。海外に行くときには欠かせません。

私がこれまでに使用した事例:

  • ホテルの場所がわからなくなってホテルへ電話
  • 海外で体調を崩して海外旅行保険の会社へ問い合わせ
  • レストランの予約
  • 日本の会社へ電話

などなど・・・

もちろん海外生活中も申し込むことはできますが、イザというときのために、時間のある時に設定しておくことをおすすめします。

⑧ビザ準備(残高証明、戸籍謄本など)※マルタビザ手続きのある方!

マルタ(またはシェンゲン協定国内)での滞在が 90 日以上を超える留学の場合、学生のためのビザ申請が必要です。

  • シェンゲン協定とは ・・・シェンゲン協定国領域に短期滞在目的で渡航される場合は、あらゆる180日の期間内で最大90日間までビザ免除になるという協定です。(詳細: 外務省サイト 欧州諸国を訪問する方へ)この期間を超える滞在の場合はビザ申請が必要となります。

ビザ申請に必要書類は、本人名義の英文による預金残高証明書。ご本人名義以外の残高証明書を利用される場合は英文戸籍謄本など・・・うっかり忘れた!がないようにくれぐれもお気をつけください。


※マルタビザ申請に関する必要書類は急な変更があったりもしますので、最新情報をご確認ください。

 

どれも大事なこと!

留学の準備というとついつい勉強法や持ち物ばかりにとらわれてしまいますが、これらのことも準備しておくだけで、断然スムーズに滞在することができますので、ぜひやってみてください!

おすすめの英語勉強法や持ち物は、イングリッシュバードからお申込みくださった方には特典として、私が実際に留学した時の経験から「こんなのが欲しかった〜!」という内容を詰め込んだオリジナルのテキストや資料をプレゼントしています。留学サポートや相談がご希望の方はこちらからご連絡ください^^

また、体験談でも持ち物などご紹介させていただいてますので、ぜひ過去記事もご覧ください♪

こんなこともするといいよ、などありましたら、ぜひインスタDMなどでお寄せください^^

フォローも大歓迎です!

 
 
 
 
 
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