2018/05/27

留学先でハブられる!?あなたはどちらへ行きたいですか?【教えて!留学エージェントの裏側】

 

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31歳で会社を辞めて英語ゼロからセブ留学に挑戦。そしてマルタやイギリスなどの欧米にもチャレンジして人生が変わりました。英語だけではなくて、生き方が変わることが素晴らしいと感動し、この経験を伝えていくことで世界の誰かの力になれたらと思って情報発信や留学サポートを行っています。
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こんにちは〜!イングリッシュバードの小野里です。今回の記事は、今留学中でこのままでいいのか悩んでいる方のために書いてみました^^

留学の達人Hiroko

日本は成長や成果よりも、調和に重きを置く国

最近ご著書が話題になっている田村こうたろうさん。元政治家で、現在はシンガポールを拠点に世界を飛び回られてます。

Facebookをフォローさせていただいているのですが、世界中のエグゼクティブとのお付き合いの中から日本を俯瞰されて感じられた貴重なお話を発信されていて、なるほどな〜と勉強させていただいてます。

その田村さんがAERA dot.で連載を始められたのですが、大変興味深い記事だったのでシェアさせていただきます。
職場の“アホ”の見分け方 潜在的アホと要注意アホの違いとは?

>以下抜粋

日本社会が成長や成果を目指す社会ではなく、調和に最も重きを置く、均質的な巨大なムラ社会であり続けるからです。
調和最優先で同調圧力をかけてくる均質的な社会なので、自分を持ち、自分の人生を生きようとする人々を、異質なものを攻撃する免疫システムのように、抹殺にかかるのです。

まさに留学生活で痛感!

こちらの記事を読んでいて思い出したのは、私自身の留学生活のことでした。

同じような体験をされている方も多いと思いますので、今回はその頃のことから今思うことを書いてみたいと思います。

今留学中で悩んでいる方が前に進むヒントになれれば幸いです。(先に申し上げておきますと、日本批判がしたいわけではありません)

毎晩テキーラ一気で盛り上がる学校

私は人生を何が何でも変える覚悟で留学に行ったのですが、学校選びを間違えたばっかりに、教育もマネージメントもいい加減…よく言えば自由すぎる学校へ通ってしまいました。

どのくらい自由かというと、例えば学校の中でテキーラを一気して毎晩盛り上がっているような校風です。(ちなみにもうすぐ閉校します)

そういう学校に通ってしまったばかりに、私の留学生活は苦労の連続でした。でも同時にこれでもか、というくらい自分と向き合うきっかけになったのです。

「せっかく留学したのに話せるようにならなかった」

「日本人はつるむから、身につかない」

これってどうしてだと思いますか?
せっかく貯金を叩いて、何とか休みも取っていくのに、どうしてこんなことになってしまうのでしょうか。

ずっと不思議で仕方なかったのですが、実際に留学に行ってみてその理由がわかりました。

人間って弱い生き物

留学生活は自分次第なのですが、人間は惰性の生き物なので、ついつい怠けてしまうんですよね。日本人は「和」を重んじますから、つるむことも大好きです。

何より、留学生活は恥と悔しさと焦りの連続です…

(こう見えて、何度授業中に泣いたことか…)

英語ができないと悔しいし恥ずかしいし、落ち込みます。

とくに社会人を何年かやっていると、色んなことに慣れてきていてプライドもありますから、そのショックは相当です。できない自分と向き合い続けるのって、精神的に本当に辛い!まさかこの歳になってこんな想いをするなんて!

そこに同じ言語を話す友達がいて、「勉強がきつい」「ごはんがマズイ」「環境がやだ」とか意気投合してしまった日には… やるべきことをやらず、不平不満のオンパレードです。

さらに日本は飲み会の文化もあり、毎週クラスメイトも卒業をしていくから、毎週送別会や旅行をしていたらきりもなく、あっという間に留学期間が過ぎていきます。

本当はできない自分を見つめて、認めることが大切なのに…

当初の目的を見失ってしまって、いつの間にかただの思い出留学に変わってたなんて…本当にそれでいいのでしょうか?

日本人は余裕、アジア留学生は必死

朝は寝坊、放課後はネイルやマッサージや飲み会、そして夜中までクラブに通って、ゆる〜くたのし〜く過ごしている日本人のクラスメイトを見るたびに、余裕でいいな〜、とも思うこともあったし、私がおかしいのかな…と思うこともありました。

ところが、同じアジアの留学生の中でも、他の国の人達は元々英語レベルが高かったり、できなくても一生懸命努力していました。そんな姿を見るうちに危機感が募ってきたのです!

留学前は英語ゼロなのに外資系企業で働いていて、キャリアも限界だと思っていました、今のまま日本に戻っても、このままでは生き抜けないと強く感じていた現実を思い出しました。

日本人はおめかしと飲み会だけは一人前

アジア各国の留学生を観察する中で、日本人についても分析していました。

日本人はとにかく学校で目立ちます。服装も華やかでスタイリッシュ、おしゃれです。はっきり言ってモテます。

また、日本人=リッチと思われてちやほやされることも多いし、勘違いしてしまいそうになります。でも現実はどうでしょう。高度経済成長?それ50年前の話ですよね。日本と東南アジアのGDPってどうなっていましたっけ?

一緒に毎晩勉強していたベトナム人のルームメイトは「日本人はいいな…」といつも言っていました。

しかし、英語留学に来ているのに勉強もせずに、英語が話せなくても笑ってごまかして上達しようとせず、おめかしと飲み会だけは一人前なのが日本人の特徴だと気づきはじめた私は、正直恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。

お兄さんが持たせてくれたという分厚い英語辞書を大事そうに枕元に置いて、寝言が英語になるくらい努力していた彼女の方がずっと輝いて見えました。

こんなに努力が当たり前の人たちが集まる国が5年後、10年後…と思うと、日本の過去の栄光に甘えている場合じゃないと強く思いました。

やけくそで努力を始めた

そこで私は一念発起して、努力をはじめました。

成果を挙げるまで日本へ帰らないと心に決めました。もうやけくそです。

自由すぎる学校で、学習アドバイスをくれるエージェントや学校スタッフもいなかったので、様々な方法を試してみて効果や必要なことを確かめながら、上達の道を探りました。

外ではテキーラ一気の歓声が聞こえる中、韓国やベトナム、タイからの留学生たちと毎晩学習室にこもって自習し続けました。

日本人のクラスメイトが混ざりたい、と入ってきても「全然英語わかんな〜い!」と不機嫌になる人ばかりで、続く人はいませんでした。わからないから学んでいるのに… 困ってないってすごいです。私は人生に困りすぎていたので、今思えばよかったです。笑

そして始まった「ハブられ」

そのうちに念願の「英語脳」ができることを意識する機会がやってきました。

英語脳ができる時期のことは今でも覚えています。2回ありました。日本語を話したくない、見たくない、聞きたくない。やってしまうと元に戻ってしまいそう!と本能的に感じて、脳みそが苦しくなるんです。(イメージ的には、脳のシナプスの開通工事をしている感じ)

これはチャンスかもしれない!と思って、完全英語漬けにするために、英語のウォークマンを聞きながら、ノートを開いて前日に習った内容を見ながら朝食を食べるようになりました。それほど必死だったんです。


(ちなみに学校は「海沿い」といわれていて期待していましたが、実際はスラム地帯の海でした。笑
写真は素敵なのですが、ニオイが…実際に行ってみないとわからないものです)

すると、日本人の留学生達が私を見て笑い始めました。さらに(いい加減な学校だったので)日本人女性と遊びたい目的で働いているセクハラ系の先生たちにもコソコソ言われたり、笑って見られるようになりました!

私も人間なので笑、結構きついな〜と思いました。学校なのに!笑

そんな時は「留学に来た目的は何だろう?」「仮に今仲良くしても、卒業したらそれぞれの人生を歩むのが現実。仲良くした人が助けてくれる訳じゃない」と自分に言い聞かせて、悔しさをバネにして乗り越えました。

先生が力になってくれた

笑われる一方で、がむしゃらな私を見て力になりたい、と言ってくれる人も現れました。

なんと、マンツーマン授業を担当してくれた先生が毎日放課後にカフェで英語レッスンをやろう、と提案してくれたのです!それも無償で…(夜中に仕事が終わるガールフレンドを毎日バイクで家まで送っていて、それまで時間が空くだけだから、気にしないで!と)

最初の日、先生の前で英語で注文をしたのですが、あの時の緊張と達成感は今でも忘れることはできません。

その先生や時々先生の友達やガールフレンドと一緒に毎晩過ごしたおかげで、私はみるみるうちに上達し、気づいたら日本人にハブられたことも忘れていました。笑


卒業する時には、先生とガールフレンドが手作りのプレゼントをくれました!宝物です。

今その先生やガールフレンドたちは海外就労の夢を叶えられて、世界各国で活躍されています。

素敵な人達に出会うことができたので、流されなくてよかったです。あの時歯を食いしばったからこそ、人生が変わって未来が拓けて、今の自分があるのだと思います。

留学で英語を身に着けた人のあるある話だった!

フィリピンから帰国後に、様々な留学経験のある人にお会いしましたが、アメリカ、マルタ、どんな国でも留学で成果を挙げた人が言うのは
「同じ日本人にハブられた」 ということです。

もうこればかりはどうにもなりません。私たち、そういう教育を受けてきたのですから!「和」を重んじる文化なのですから!まさに田村こうたろうさんが書かれていた内容の通りなのです。

大切なのは、自分がどうしたいのか

海外に出ると俯瞰して見れるようになるので、良くも悪くも日本について色濃く気づくことの連続です。

大切なのは、自分がどう感じてどう生きたいのか。どんな自分になりたいのかだと思います。

人は関係ありません。どちらを選んでも良いのです。

自分自身がふるいにかけられているのだと思って、自分と向き合ってみてください!勇気を持って前に進んだ先には、新しい仲間と世界が待っています。

留学生からの手紙

以前マルタ留学をお手伝いさせていただいた方から、お手紙をいただきました。
 
「CAになりたい、大学を卒業した後だと東京オリンピックも終わってしまって国際化に間に合わないから、今どうしても留学に行きたい!」
と親御さんや学校の先生を説得されて留学された島根県の高校生の方です。
 
マルタでは積極的に他国の方と交流されていたのですが、それを日本の大学生達によく思われなかったようです。
 
集合写真を撮ってもわざと配ってくれなかったり、無視されたり…同じ日本人でもそんなことがあるのかとショックを受けたそうですが、目標を思い出して何とか乗り越えられたそうです。
 
このような方は必ず夢を実現されて、素晴らしい未来と仲間が待っていると思います!
 
そして、いつか世界のどこかの飛行機でお会いできることを楽しみにしていますし、心から応援しています!!
 

「せっかく留学したのに話せるようにならなかった」方へ

厳しいことを言うかもしれませんが、「せっかく留学したのに話せるようにならなかった」方のほとんどが、流されてしまった方です。
 
そもそも、学校選びを間違えてます。今は本気で学習したい人に最適な環境や仕組みを提供している学校も増えました。

人生はいつでもやり直しができます。
 
  • 留学は弱い自分を向き合い続けるもの
  • 人間は惰性な生き物
  • 日本人は群れたがりで危機感がない
ことを踏まえた上で、自分に合う学校を選んでもう一度チャレンジされてみてください。きっと新しい自分と友達、世界に出会えることでしょう!^^
 
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31歳で会社を辞めて英語ゼロからセブ留学に挑戦。そしてマルタやイギリスなどの欧米にもチャレンジして人生が変わりました。英語だけではなくて、生き方が変わることが素晴らしいと感動し、この経験を伝えていくことで世界の誰かの力になれたらと思って情報発信や留学サポートを行っています。
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