2018/05/27
留学先でハブられる!?あなたはどちらへ行きたいですか?【教えて!留学エージェントの裏側】
こんにちは〜!イングリッシュバードの小野里です。今回の記事は、今留学中でこのままでいいのか悩んでいる方のために書いてみました^^
留学の達人Hiroko
日本は成長や成果よりも、調和に重きを置く国
もくじ
最近ご著書が話題になっている田村こうたろうさん。元政治家で、現在はシンガポールを拠点に世界を飛び回られてます。
Facebookをフォローさせていただいているのですが、世界中のエグゼクティブとのお付き合いの中から日本を俯瞰されて感じられた貴重なお話を発信されていて、なるほどな〜と勉強させていただいてます。
その田村さんがAERA dot.で連載を始められたのですが、大変興味深い記事だったのでシェアさせていただきます。
職場の“アホ”の見分け方 潜在的アホと要注意アホの違いとは?
>以下抜粋
日本社会が成長や成果を目指す社会ではなく、調和に最も重きを置く、均質的な巨大なムラ社会であり続けるからです。
調和最優先で同調圧力をかけてくる均質的な社会なので、自分を持ち、自分の人生を生きようとする人々を、異質なものを攻撃する免疫システムのように、抹殺にかかるのです。
まさに留学生活で痛感!
こちらの記事を読んでいて思い出したのは、私自身の留学生活のことでした。
同じような体験をされている方も多いと思いますので、今回はその頃のことから今思うことを書いてみたいと思います。
今留学中で悩んでいる方が前に進むヒントになれれば幸いです。(先に申し上げておきますと、日本批判がしたいわけではありません)
毎晩テキーラ一気で盛り上がる学校
私は人生を何が何でも変える覚悟で留学に行ったのですが、
どのくらい自由かというと、例えば学校の中でテキーラを一気して毎晩盛り上がっているような校風です。(
そういう学校に通ってしまったばかりに、
「せっかく留学したのに話せるようにならなかった」
「日本人はつるむから、身につかない」
これってどうしてだと思いますか?
せっかく貯金を叩いて、何とか休みも取っていくのに、
ずっと不思議で仕方なかったので
人間って弱い生き物
留学生活は自分次第なのですが、人間は惰性の生き物なので、
何より、留学生活は恥と悔しさと焦りの連続です…
(こう見えて、何度授業中に泣いたことか…)
英語ができないと悔しいし恥ずかしいし、落ち込みます。
とくに社会人を何年かやっていると、色んなことに慣れてきていてプライドもありますから、そのショックは相当です。できない自分と向き合い続けるのって、精神的に本当に辛い!まさかこの歳になってこんな想いをするなんて!
そこに同じ言語を話す友達がいて、「勉強がきつい」「ごはんがマズイ」「環境がやだ」とか意気投合してしまった日には… やるべきことをやらず、不平不満のオンパレードです。
本当はできない自分を見つめて、認めることが大切なのに…
当初の目的を見失ってしまって、いつの間にかただの思い出留学に変わってたなんて…本当にそれでいいのでしょうか?
日本人は余裕、アジア留学生は必死
朝は寝坊、放課後はネイルやマッサージや飲み会、そして夜中までクラブに通って、ゆる〜くたのし〜く過ごしている日本人のクラスメイトを見るたびに、余裕でいいな〜、
ところが、同じアジアの留学生の中でも、
留学前は
日本人はおめかしと飲み会だけは一人前
アジア各国の留学生を観察する中で、日本人についても分析していました。
日本人はとにかく学校で目立ちます。服装も華やかでスタイリッシュ、おしゃれです。はっきり言ってモテます。
また、日本人=リッチと思われてちやほやされることも多いし、勘違いしてしまいそうになります。でも現実はどうでしょう。高度経済成長?
一緒に毎晩勉強していたベトナム人のルームメイトは「
しかし、英語留学に来ているのに勉強もせずに、英語が話せなくても笑ってごまかして上達しようとせず、おめかしと飲み会だけは一人前なのが日本人の特徴だと気づきはじめた私は、
こんなに努力が当たり前の人たちが集まる国が5年後、10年後…と思うと、日本の過去の栄光に甘えている場合じゃないと強く思いました。
やけくそで努力を始めた
そこで私は一念発起して、努力をはじめました。
成果を挙げるまで日本へ帰らないと心に決めました。もうやけくそです。
自由すぎる学校で、学習アドバイスをくれるエージェントや学校スタッフもいなかったので、様々な方法を試してみて効果や必要なことを確かめながら、上達の道を探りました。
外ではテキーラ一気の歓声が聞こえる中、韓国やベトナム、タイから
日本人のクラスメイトが混ざりたい、と入ってきても「全然英語わかんな〜い!」と不機嫌になる人ばかりで、続く人はいませんでした。わからないから学んでいるのに… 困ってないってすごいです。私は人生に困りすぎていたので、今思えばよかったです。笑
そして始まった「ハブられ」
そのうちに念願の「英語脳」
英語脳ができる時期のことは今でも覚えています。2回ありました。日本語を話したくない、見たくない、聞きたくない。
これはチャンスかもしれない!と思って、完全英語漬けにするために、
(ちなみに学校は「海沿い」といわれていて期待していましたが、実際はスラム地帯の海でした。笑
写真は素敵なのですが、ニオイが…実際に行ってみないとわからないものです)
すると、日本人の留学生達が私を見て笑い始めました。さらに(
私も人間なので笑、結構きついな〜と思いました。学校なのに!笑
そんな時は「留学に来た目的は何だろう?」「仮に今仲良くしても、
先生が力になってくれた
笑われる一方で、がむしゃらな私を見て力になりたい、と言ってくれる人も現れました。
なんと、
最初の日、先生の前で英語で注文をしたのですが、
その先生や時々先生の友達やガールフレンドと一緒に毎晩過ごしたおかげで、私はみるみるうちに上達し、
卒業する時には、先生とガールフレンドが手作りのプレゼントをくれました!宝物です。
今その先生やガールフレンドたちは海外就労の夢を叶えられて、世界各国で活躍されています。
留学で英語を身に着けた人のあるある話だった!
フィリピンから帰国後に、
「同じ日本人にハブられた」
ということです。
もうこればかりはどうにもなりません。私たち、
大切なのは、自分がどうしたいのか
海外に出ると俯瞰して見れるようになるので、良くも悪くも
大切なのは、自分がどう感じてどう生きたいのか。
人は関係ありません。どちらを選んでも良いのです。
自分自身がふるいにかけられているのだと思って、
留学生からの手紙
「せっかく留学したのに話せるようにならなかった」方へ
人生はいつでもやり直しができます。
- 留学は弱い自分を向き合い続けるもの
- 人間は惰性な生き物
- 日本人は群れたがりで危機感がない